若い頃は、越前焼の枠を壊したいがため、ずいぶん奇抜なものも作っていたという司辻さん。脈々と受け継がれる越前焼の伝統を守りながら、新しい技法や装飾を取り入れている。最近手がけている作品の多くは、酸化鉄と長石で作られる赤い釉薬を塗り込んでいる。時間をかけて焼き上げることで、目にも美しい赤い発色を施すのだとか。 展覧会へ出品する作品を作りながらも、日常の作陶では、実用品を中心とした作品づくり。「作家」と「職人」の顔を使い分けながら、これからの越前焼があるべき姿を追い続けている。
光窯 No.001
光窯 No.002
光窯 No.003